「相続争いなんてテレビの中の事だと思ってた~その2~」都築

「相続争いなんてテレビの中の事だと思ってた~その1~」

残念ながら、遺言書はありませんでした。

弟は何を言っても聞きません。いうことはいつも同じ「家がほしい」

「妻はお母さんを一生懸命面倒みたし、面倒みるために会社も辞めたんだ。世間の常識からいってそんなことありえない。きっと法律でそんな我々を救ってくれる法律があるに違いない・・」

と思い、我々のところにご相談にいらっしゃいました。非常に残念なのですが、遺言書がない以上は、ご兄弟で遺産分割がまとまらない限り、お兄様と弟様の法定相続分は1/2ずつ。お兄様の奥様が面倒を見ていただきましたが、そもそもお兄様の奥様は相続人でもありませんので、1円ももらえませんとおはなししました。

 

「そんなのおかしい、苦労して面倒見たのに会社もやめたのに・・正直者が馬鹿をみているじゃないか、先生、そんな世の中おかしいと思いませんか?」と言われました。

私は「現状の民法では仕方がないのです、お母様が認知症になる前にいらしていただければいろいろとできたのですが」と答えるしかありませんでした。

つづく!

 

この記事を書いた専門家について

都築 恒久
都築 恒久不動産
1975年 東京都大田区生まれ。成城大学経済学部卒業。賃貸管理・賃貸・空室対策、相続、売買仲介、底地・借地・土地の有効活用、アパート管理・賃借を得意としている。

相続相談会について

各分野のスペシャリストによる無料の相続相談会を、東京都及び東京近郊にて毎月開催しています。住宅ローン減税・相続税対策・お得な贈与の使い方などお気軽になんでもご相談ください。