「遺言書というものの特性について」都築

相続は、なぜもめるのか?それは、民法に問題があると私は思っています。
どこに問題があるのか?民法と日本人の財産構成が合わないことが理由と思います。
民法は法定相続分で共有ときまってます。被相続人の財産が現金のみだったらそんなにもめないでしょう。

しかし不動産が一つでもあったり、被相続人が事業をしていた場合、
相続人が2人以上いるともめる可能性があります。

遺言書がなく、意見が合わない場合、不動産も法人も持ち分によって共有状態になってしまうのです。

不動産を兄弟で共有することはお勧めできません。一人がお金に変えたい一人が持ち続けたいと思ったとき、また争いに発展してしまうのです。

不動産か会社がある方は、そうならないために遺言書が必要です。

遺言書は、民法の平等の世界に、不平等を持ち込むのです。でも不平等には理由があります。いろいろな理由があると思いますが、

その理由の一つは不動産や会社があるということも立派な理由の一つだと思います。

不平等を持ち込んでいますので、間違えた遺言書を書いてしまうと逆に争いのもとになることもありますので、専門家と相談しながら進めた方が

絶対いいです。ぜひ、我々にご相談ください。

この記事を書いた専門家について

都築 恒久
都築 恒久不動産
1975年 東京都大田区生まれ。成城大学経済学部卒業。賃貸管理・賃貸・空室対策、相続、売買仲介、底地・借地・土地の有効活用、アパート管理・賃借を得意としている。

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